令和の時代に若者達を叱って育てる、横浜の家具製作会社「秋山木工」が今、大きく変わろうとしていた。一流の職人を目指し、入社した新人は住み込みで5年間修業する、いわゆる“丁稚奉公”だ。タバコも恋愛もスマホも禁止。毎年10人以上いた入社希望者も減り続け、2022年には遂にゼロに…「半世紀近く続けてきたやり方は、もはや時代に合わないのか？」秋山利輝社長（80歳）は、大きな決断を下す。これまでの丁稚制度を見直し、家から通う「外弟子」を取ることを決めた。内弟子はこれまで通り、住み込みの共同生活で修業をするが、外弟子には厳しいルールは求めず、全てが自由だという。2023年春…秋山木工には、内弟子と外弟子、合わせて4人が入社した。内弟子を選んだのは、中学を卒業したばかりの松下（15歳）と、中学・高校時代に不登校を経験した友添（25歳）。目指すのは「一流の職人」。そんな新人達に一番近い兄弟子が、2カ月前に丁稚を卒業し、職人となったばかりの加藤（28歳）。本来、手本を見せるべき立場だが、禁止されていたスマホが解禁されたことで、寝坊を繰り返していた。「職人達のリーダーになる」そう語っていた加藤が大きな決断を迫られていた…

【語り】大島優子　　【放送時間】14:00～14:55

前スレ
ザ・ノンフィクション「ボクらの丁稚物語2024 ～夢のはじまり 夢の終わり～ 前編」★4
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