「ロマンティック街道最古!水の街」
ドイツ南部、アウクスブルク。街に張り巡らされた涼しげな水路や噴水。運河を使った大水路網を使い、街はどう発展してきたのかを紹介する。

南ドイツのロマンティック街道で一番古い街、アウクスブルク。街中に水路が張り巡らされている、700年にわたって運河や噴水が築かれた水の街。中世から「黄金のアウクスブルク」と呼ばれ、商工業都市として発展。産業用の水路と飲料の水道を分けて引き込むなど、ヨーロッパの先駆けとなる水の技術があった。また19世紀末には70もの水力発電所が作られ、路面電車に電力を供給してきた。まさに水の先進都市。