19世紀末のパリで、夜の町に生きる女性たちの姿を優しく描いたロートレック。一方、ブルジョワ社会の紳士淑女の姿を辛辣に描いたヴァロットン。1歳違いの2人は対照的な作風で人間の隠された真実に迫ろうとしました。
その手法はまるで「週刊文春」の様だと言うのが元編集長の新谷学さん。ヴァロットンが大好きという女優の鈴木保奈美さんが、展覧会を訪れて二人の画家の魅力に迫ります。

<Art Traveler>鈴木保奈美
<ナレーター>要潤