7月1日(土) 04:50〜05:20

原爆の実相を描いた漫画「はだしのゲン」は、1973年6月に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まった。
自身が被爆者である作者の中沢啓治が作品に込めた思いは「怒り」だ。原爆投下という非人道的行為に対する怒り。
そして原爆投下をもたらした戦争そのものへの怒り。
中沢は2012年に亡くなったが、「はだしのゲン」は24の言語に翻訳され、世界各地に中沢のメッセージを伝えている。
一方で教育現場では、「ゲン」を削除する動きも。
連載から50年。「ゲン」の翻訳者たちは広島で開催されたG7サミットをどのような思いで見つめたのか、取材した。

名古屋テレビ放送