4月15日(土) 04:50〜05:20

福岡県北九州市で100年以上の歴史をもつ、市民の台所・旦過市場。去年4月、大規模な火災に見舞われた。
焼けた店、火の手を免れた戦前から続く映画館。それぞれが「旦過復興」を合言葉に、がれきの撤去など、再開に向けた工事を急ぎ進めていた。
しかし、再び大火が「旦過」を襲う。2度の火災で合わせて87店舗が被災。
「復興のシンボル」の映画館も全焼。三代目の館主は「再建は無理」と落涙した。
バーの店主は焼け跡から見つけ出した焦げ付いたシェイカーを眺め「これが現実なんだ」と呟いた。
店主や市民にとって当たり前の日常、「旦過」が燃え尽きた。そんな中、市民やファンらの声を受け「もう一度、旦過で」
思いを胸に店主や館主らが再建を目指す、姿を追った。

九州朝日放送