5月28日(土) 04:50〜05:20

秋田県南部の豪雪地帯、旧・南外村(なんがいむら)。
村で唯一のスーパーは9年前になくなった。
市街地までは車で30分、バスは2時間に1本、日常生活を送ることすら困難な村だった。
「だったら、俺たちで何とかしてみようじゃないかー」
村の有志がNPO法人を立ち上げ、3年前に住民が運営するスーパーをオープン。おととし12月からは、秋田県で初めて、住民が運営する移動販売車の運行も始めた。
4時間働いて、報酬は500円、時給換算で125円。ボランティア精神で車を走らせる。
販売員もお客さんもご近所さん。互いに助け合いながら生きる人たちの、ひと冬を追った。

秋田朝日放送