9月下旬、北海道を赤潮が襲った。
ウニを中心にサケやサクラマス、タコなど北海道を代表する味覚が壊滅的な被害を受けた。白くなったウニの死骸で埋め尽くされた海。
仮に赤潮がなくなってもウニは大きくなるまでに4年ほどかかるため、被害の長期化は避けられない。
廃業の危機に直面する漁師。被害はこれまでに80億円にのぼっていて最大170億円にまで拡大する可能性も指摘されている。

「激甚災害」自治体の首長はこう口を揃える。赤潮の原因は未知のプランクトン。
北海道で過去に例を見ない赤潮を引き起こしたその謎の究明に向き合う研究者。被害をこれ以上広げないためにいま出来ることは…。

北海道テレビ放送