まず、いずれの場合も西寄りの風が吹いていることが多いからです。
①サンフランシスコの場合・・・サンフランシスコの西側には太平洋があり、暖流が流れています。その海の上を風がながれて来るわけですから、気温も下がりにくくなります。また、夏の場合、海は陸地より温まりにくいので、その海の上を通る風も温まりにくいということになります。
②アメリカ東海岸や東京の場合・・・その場所より西側には陸地があります。(東京の場合は日本海に挟まれて広大なユーラシア大陸が広がっています)陸地は、海と比べると夏は温まりやすく、冬は熱を放出しやすくなります。そのため、夏は暑く冬は寒いのです。その大陸を渡って来る風も同様です。だから、寒暖の変化が激しいのです。