10月15日(土) 04:50〜05:20

熊本市の慈恵病院で、親が育てられない赤ちゃんを匿名で預かる「こうのとりのゆりかご」の運用が始まって間もなく15年になります。
宮津航一さんはこの「こうのとりのゆりかご」に預けられました。航一さんは、今年高校を卒業するのを機に、新たな一歩を踏み出したいと、
自分の胸に閉まってきたこの事実を公表したいと考えるようになりました。番組で、初めて航一さんは自分がこうのとりのゆりかごに預けられたことを告白します。
航一さんは改めて、自分を育ててくれた家族、そして暮らしてきた地域を見つめなおします。
彼の話は自分と家族の絆、地域との絆、また、「こうのとりのゆりかご」への思い、将来の目標にまで及び、彼の「現在地」を浮き彫りにします。
航一さんは、食事に困っている子どもの手助けになればと、子ども食堂を始めました。旅立ちの春、航一さんの18歳の今に迫りました。
(※2022年3月26日に放送された作品です)

熊本朝日放送