>>745のつづき
※深作欣二は仕置人の立ち上げに関わっていたものの、『仁義なき戦い』のヒットで多忙を極め撮影には参加できなくなった。
そこで、のちに必殺の重要人物となる兄弟分の工藤栄一を紹介した。今回は工藤監督初参加回。

※『必殺仕置人殺人事件』発生!
性的に興奮した男が、一緒に観ていた女にに抱き付いたが、彼女から拒絶され騒がれたことに激怒して首を絞めて殺害した。
その時この番組が放送されていて、今話が奥行きと陰影を多用した演出もあってか、『それに影響された』と報道された。
男は公判で『俺はテレビ番組に影響されるような安易な人間ではない。馬鹿にするな』と発言。
必殺シリーズは打ち切りを逃れたものの、社会的影響を鑑みて仕置スタイルの方向転換と、番組タイトルから『必殺』の冠を外すこととなった。