必殺仕掛人~第13話(1972年11月25日放送)
「汚れた二人の顔役」
(監督・松野宏軌 脚本・山田隆之)
貞次郎 - 酒井修 追分の千太郎 - 堀勝之祐
田町の佐七 - 千葉敏郎 千代の利平 - 浜田雄史
唐津屋伝兵衛 - 市川男女之助 用心棒 - 山本一郎
お勇 - 山口朱美 角筈の重五郎 - 内田朝雄
一つ木の政蔵 - 安部徹 志乃 - 尾崎奈々

両替屋の唐津屋伝兵衛はバクチ好きの息子、貞次郎のために店も、一人娘、志乃も失いかけていた。
その相手は内藤新宿を縄張りにする角筈の重五郎と赤坂の一つ木一家の政蔵の二人。互いに唐津屋をはさんでにらみあっていた。
娘を奪われた伝兵衛は、思い余って重五郎の殺しを半右衛門に頼んできた。
だが重五郎の子分に気付かれそうになりあわてて殺しの依頼を取消すのだった。左内と梅安は仕掛料の手付金を使い込んでおり、取消しと聞いて大あわて。

※尾崎奈々は、仕掛人放送開始直前の『紫頭巾』第14話(東京12チャンネル・1972年7月6日放送)ゲスト出演で必殺シリーズのカメラマン石原興と知りあい、73年に結婚している。