必殺仕掛人~第12話(1972年11月18日放送)
「秋風二人旅」
(監督・三隅研次 脚本・安倍徹郎)
彦造 - 小林昭二 白子屋菊右衛門 - 原健策
おひろ - 芦沢孝子 崎 - 近江輝子
貞 - 小柳圭子 浪人半田 - 伴勇太郎
峯山又十郎 / 井坂惣市(二役) - 天知茂

梅安と左内は、京都の仕掛人の元締・白子屋菊右衛門に仕掛の仕事で招かれた。
菊右衛門の配下で昔なじみの彦造と気楽な道中を続けていた梅安は、京都の近くで彦造の妻子を殺した仇に出会った。
松平家の家臣、峯山又十郎と名乗るその武士は、どう見ても彦造のいう悪党と思えない。 京都で菊右衛門から聞かされた仕掛けの相手は、町はずれに巣くう六人のならず者だ。
彼等の首領は腕の立つ井坂惣市という浪人。その惣市こそ、二十数年前に彦造の妻を襲ったならず者で、兄・又十郎と瓜二つだった。

※原作からの一篇。梅安の相棒といえる彦次郎が登場するものの、この頃はまだ原作数があまりないためにそこまで定着はしていない。
しかも『彦次郎』は左内の息子につけてしまっている。そのため、今回『彦造』に変えての登場。彦次郎(彦造)は、必殺シリーズでは今回のみの登場で終わっている。