必殺渡し人~第3話(83年7月22日放送)
「大元締の前で渡します」
(監督・原田雄一 脚本・篠崎好)
白不動の元締 - 御木本伸介
影の男 - 内田勝正 相模屋伝兵衛 - 永野辰弥

お沢は失われた記憶の悪夢を見るようになっていた。
お沢は過去の記憶を求めふらふらと外を出歩いていたが、そこを女さらいの悪人たちに連れ去られてしまう。
同じ頃、上方から白不動の大元締が忍を訪ねてきた。
最近江戸でさらわれた女たちが上方で売り飛ばされ、その女たちから多くの殺しの依頼が入っているという。
大元締の依頼を受けた渡し人たちは同心・坂井と口入屋・相模屋がその黒幕と突き止めて彼らを殺すが、その現場を捕まっていたお沢に見られてしまっていた。
お沢は記憶も全て思い出し、白不動の大元締は殺し屋の掟に従いお沢の始末を要求する。
三日間の猶予を申し出た忍は、大元締が請け負っている外道渡し人の始末を先に行い、それを引き換えにお沢の助命を願い出ようとする。