必殺仕事人~第29話(79年12月7日放送)
「新技腰骨はずし」
(監督・石井輝男 脚本・野上龍雄、石川孝人)
松浦市之介 - 今井健二 荒井十郎太 - 八名信夫
儀助 - 五味龍太郎 おくま - 小林加奈枝
お染 - 沢芝藍子

前回の大奥御用達金看板奪取事件で武家社会に疑問を抱いた左門は、侍を捨ておでん屋に転職。また主水の上司としてスパルタ指導の筆頭同心早川が着任、早速主水は早川から鉄拳制裁を加えられる。
そして主水は、開店したばかりの質屋上総屋の主人おしまとも知り合った。
かくして仕事人の周囲は微妙に変化していた。
そんな主水に近づく謎の男。彼は主水に10両の小判を託し、旗本松浦市之介殺しを依頼する。
仕事人たちは謎の男に正体がバレていることから、逆に謎の男の正体を暴くことにした。松浦を探索すれば謎の男に近付けると考えた秀だったが、その探索の最中にこれまた謎の女に尾行されてしまう。
謎の女をまいた秀は、逆に女を追跡し上総屋に辿り着く。秀は天井裏に忍び込み、女とおしまが話し合うのを目撃する。2人の女は仕事人たちを松浦の前任地木更津へ差し向けようと企んでいた。
それを知った仕事人たちは、三手に別れて木更津へと旅立つ。謎の女もその後を追う。