メモ
*山さん対決編の元祖とも言える作品。今回は聾唖者を装った殺し屋ということもあり、苦戦。
*沢木を演じた永井譲滋氏。この後、「逃亡者」&「追跡者」で殺し屋を、「回転木馬の女」と「働くものの顔」でゲストヒロインの婚約者を演じているが、悪の微笑みと普通の微笑みの使い分けが抜群に上手い。
*沢木は老婆を本当に信じていたと思われる。「仕事」と「日常」を分けていたのかもしれない。
*山さんの捜査は「刑事の仕事が真実を掘り起こすこと」、「自分が真実を知りたい」という気持ちから成立している。
*今作は「太陽」で執筆数最多を誇る長野氏と、執筆数2番目を誇る四十物氏との共作。