青森県北津軽郡中泊町の旧家・宮越家の窓に施されたステンドグラス「四季花木障子」。作者は、日本のステンドグラス界のパイオニアと称された天才・小川三知(おがわさんち)。
 この作品は、西洋の過剰な装飾、圧倒的な光と色彩のステンドグラスとは正反対の美。正に、障子という日本家屋の伝統的なインテリアに施された奇跡なのです。
何故作られたのか? 何故残されてきたのか? アートトラベラー八木亜希子が天才・小川三知の超絶技巧と美意識に迫ります。

<Art Traveler>八木亜希子
<案内人>渡辺いっけい