まぁホントにこの活動写真でなければ作れないこの嘘の怖さという物、活動写真でなければ
産めないリアリズムを徹底させて作ってしまった、しかもそれが異常に美しいというこれはもう
とてつもないこのSF恐怖映画ですね。
しかもこれがあの映画館の大きなスクリーンで観る時は勿論のこと、こうやってこのテレビの
小さい画面で観ても怖いというここに私注目したいと思います。
これがあの、これを作りましたリドリー・スコットというこれイギリス人の監督、この人はもう
秀作のあのデュエリストの時から異常な美しさを持ってたんですけれども、このエイリアンと
次のブレードランナーでまぁSF映画に一つのこう領域を作り上げてしまった、特にこの
エイリアンではこの細部、細かい所ジーっと凝視して行くという、そこが非常に充実している
点がこの見事だと思いますね。