プロレスマスクの歴史が凝縮された味わい深いコレクション。
残念ながら選手が実際に使ったマスクは少ないが、選手用と同じクオリティの様々な年代のものが集まっている。
依頼主の兄は知る人ぞ知るマスク研究家でデザインだけでなく、素材や製法、被り心地をも徹底的に研究するために集められたものだろう。
中でも目を引くのが伝説タイプの初代タイガーマスク。
サインの筆跡が乱れていて初代タイガーマスク本人のものと断定できない。
もし当時、1度でも被っていることが確認できれば300万円以上に跳ね上がる。
そういった可能性を含んだマスク。
他にも81年のモデルから現在のものまで、この8枚だけでタイガーマスクの遍歴を辿ることができる。