緑に抱かれる朱塗りの社殿が美しい『鶴岡八幡宮』。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝が現在の地に遷座してから840年あまり、今も参拝者が絶えない鎌倉の象徴です。様々な歴史上の事件や伝説の舞台としても知られています。
頼朝は鶴岡八幡宮とその参道・若宮大路を中心に街づくりを進めました。由比ヶ浜からまっすぐに延びる参道にも美しさだけではない驚きの仕掛けが。
ところが1960年代、鶴岡八幡宮に危機が…「昭和の鎌倉攻め」と呼ばれる宅地造成に、市民は美しき景観を守るために立ち上がるのです。その顛末とは?

<Art Traveler>渡辺いっけい
<ナレーター>冨永愛