アメリカ独立戦争を描いた2000年の映画『パトリオット』の中でジェイソン・アイザックス演じるウィリアム・ダビントン大佐は、捕虜や無辜の市民を虐殺した残酷で加虐的な指揮官としてタールトンを元に作られている。

劇中ダビントン大佐は村人を教会に閉じ込めて火を放ったとされており、悪名高い第二次世界大戦のナチ戦犯に匹敵する残虐行為としている。

この論議を呼びそうな演出に対し、リバプールの市長エドウィン・クラインがリバプールの「英雄」に対する誤解と誹謗だとして映画制作者に謝罪を要求した。

なお、「ダビントン大佐」は史実のタールトンとは異なり、クライマックスの乱戦の中でメル・ギブソン演じる主人公マーティン(上記フランシス・マリオンがモデル)との一騎討ちに敗れて死んでいる。