第231話「錆びた刀」

旅の商人が強盗に襲われる事件が起き、調査のため事件現場へとやってきたワサビ、なみだ、ツバキの第十五班。
ツバキはそこで、故郷“鉄の国(てつ の くに)”の“侍(さむらい)”が関わっていると思われる痕跡を見つける。
さらにその痕跡からひとりの人物に思い当たったツバキは動揺を隠せない。
なぜならその人物こそ、かつて尊敬し、ともに刀の腕を磨き合い、競い合った兄弟子であり、ツバキとの間にある因縁を持つ相手だった。