「奇岩の絶景と2万人の地下都市!カッパドキア」
高さ50mにおよぶキノコ形の石柱が林立するトルコ・カッパドキアは、太古の火山活動が生んだ奇岩の地。2万人が暮らせたという世界最大級の地下都市の秘密に迫る!
キノコ形の塔のような岩は「妖精の煙突」と呼ばれ林立する。柔らかい凝灰岩は掘削しやすく、岩窟住居を造って、人々はここに移り住んだ。3世紀、ローマ帝国の迫害から逃れたキリスト教徒たちは岩窟住居を隠れ住む教会へと変えていき、2万人を収容できるほどの地下都市がこの地に出現したのである。