https://sora.5ch.net/test/read.cgi/livetbs/1714054462/404-

 メジャーリーグの歴史を振り返ると、違反投球は古くから繰り返されてきた。その代表が、指に唾をつけて変化を生み出すスピットボールで、これは1919年まで合法とされていた。他にもヤスリなどで傷をつけるエメリーボール、グリースを塗るグリースボールなど、投手たちはさまざまな工夫をこらした。

 これらの投球が禁止されてからも、実際には投げる者が後を絶たなかった。中でも不正投球の達人として知られたゲイロード・ペリーは、通算314勝を挙げて殿堂入りしている。ペリーは現代の投手がスピットボールを投げなくなったのは「その必要がないからだろう」と言っていたが、実際には似たような効果のあるボールが今も日常的に使われているのだ。

https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=42218