黒潮と米の暖流 水温連動…お茶の水大など発表 偏西風が介在か 
2021/10/15
https://www.yomiuri.co.jp/science/20211014-OYT1T50434/

 日本の太平洋側を流れる「黒潮」と、東に約1万キロ・メートル離れた米東海岸沖の「メキシコ湾流」の海面水温が、連動して上下していることを確認したと、お茶の水女子大などの研究チームが発表した。現象の解明は、異常気象や漁獲量の予測につながる可能性があるという。米科学誌サイエンスに15日、論文が掲載される。

 黒潮とメキシコ湾流は、いずれも北東方向に流れる世界最大級の暖流で、周辺地域の気候や水産業などに大きく影響している。

 チームは、二つの暖流の「最下流」にあたる東北~関東沖と米東海岸沖の海域を対象に、過去約70年間(1950~2018年)の海面水温の変化などをコンピューターで解析した。その結果、数年~十数年の期間でみると、ほぼ同じ傾向で暖かくなったり冷たくなったりを繰り返していた。

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