「アンデスの交易路!1万年続く虹の道」
“南米のグランドキャニオン"と呼ばれるアルゼンチン「ウマワカ渓谷」。色鮮やかな「14色の山」や、渓谷をつらぬく1万年続くアンデスの交易路が見所
アンデス山脈の東側、グランデ川の侵食で生まれた南北155kmのウマワカ渓谷。「14色の山」などカラフルな地層で彩られた渓谷は、南米のグランドキャニオンとも呼ばれる。渓谷は、1万年以上前から人々が行き交いモノを運ぶ道。渓谷沿いの広大な農地で生産した農作物や、塩湖の塩などをアンデス各地に運ぶ主要な交易路だった。先史時代の狩猟採集民が使った洞窟や、インカ時代の集落などの遺跡も見どころ。