"ビッグボス"こと日本ハムの新庄剛志監督が、現役時代の2006年に「グリーニー」と呼ばれる興奮剤を使っていたと一部で報道がなされている。事の真偽はさておき、「グリーニー」とは一体どんなものなのだろうか。

「グリーニー」は経口服用する緑色のカプセル錠で、集中力が増すとともに、一時的に身体能力が向上する効果があるとされ、第二次大戦中はパイロットの疲労抑制剤としても使用されていた。成分の近いアンフェタミンは覚せい剤取締法の規制対象とされているが、グリーニーは現在、医薬品でも覚せい剤でもない「未承認薬品」にとどまっている。
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