日本の縄文時代は完新世最温暖期にあたり、気温は現在より2°Cほど高く温暖で湿潤な気候でした。縄文人が好んで食べた貝類の殻を捨てた貝塚が内陸部で見つかっていることから、海面は今より3-5メートルも高く、縄文海進と呼ばれるように海岸線は内陸部に大きく食い込んでいました。また縄文人は「トウカイハマギギ」という熱帯魚の一種を食料にしていたことが、岡山県の彦崎貝塚や佐賀県の東名貝塚から骨が大量に発見されたことで明らかになりました。現在は寒冷な東北地方にある三内丸山遺跡で高度な縄文文化が長期間維持されたのも、当時の気候が今よりうんと温暖だったことが根本的な要因です。
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1894年(明治27年)
6月は空梅雨で北海道から九州まで広範囲で異常な高温になった。盛夏期は北から平年並みに落ち着いてきたが、7月は東北地方以南、8月は西日本で高温傾向が続き、夏全体でも全国的猛暑となった。北海道寿都町では8月7日に観測史上2位の33.7℃を観測した。熊本県熊本市では6月13日から9月9日まで89日連続で真夏日となり、これは現在でも本土での最長記録となっている。
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熊本の過去の天気
1961年9月
https://weather.goo.ne.jp/past/819/19610900/
2022年9月
https://weather.goo.ne.jp/past/819/20220900/