先日、ミネソタ州で偽札を使おうとして警官に拘束され、亡くなったジョージ・フロイド氏(以下、敬称略)の剖検(=遺体を解剖して検査すること)からも、このフェンタニルが検出されている。

また、フェンタニルだけでなく、メタンフェタミンや(=いわゆる覚醒剤。日本では昔の俗称でいうシャブ、アメリカの俗語ではMeth)、11-Hydroxy Delta-9(=脱炭酸したマリファナの代謝物)、モルヒネなど、他の麻薬や薬物が「同時に」検出されている。

彼にはこの20年間に5回のコカイン使用での逮捕歴があり、端的にいえば、逮捕時の彼は明らかにオピオイド中毒であり、「かなりラリった状態」にあったといえる。

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