傍受ってなんかヤバそうなイメージのある単語だけど無線通信と電話では事情が違うんだな

無線通信においては、「傍受」とは、積極的意思をもって、自己に宛てられていない無線通信を受信することである。
これは、無線通信の当事者のいずれの同意も得ないで他人間の無線通信を受信することであり、「盗聴」とは法的にも区別されている。
例えば日本の電波法の下では、無線通信を傍受しただけでは、即、違法とはならない。
ただし、第三者に内容等を漏洩したり、窃用(せつよう。通信内容を自己または第三者の利益のために利用すること)したりした場合は罪となる。
実際にJRの鉄道無線を傍受し録音した内容を一般公開した人が書類送検された事例もある。

これに対し、一般の電話の聴取(有線電気通信法第9条、電気通信事業法第4条参照)や、盗聴器による聴取は違法となりえる。