7人は、それぞれが生まれた時代が違う同じ中学の不登校児(リオンは留学のため行きたくても行けない)であることが判明します。スバルは1985年、アキは1992年、こころとリオンは2006年、ウレシノは2014年、マサムネは2020年、ミツキは2024年の生まれです。
オオカミさまは、幼くして亡くなったリオンの姉であり、リオンのために鏡の中の城を作り出したことがわかります。城は「狼と7匹の子ヤギ」の物語をモチーフにしており、鍵を見つけると願いが叶うというルールがあります。
アキは義父の性的虐待に耐えられず、城の門限を過ぎても引きこもってしまいます。これにより、同時刻にいなかったこころを除く6人は狼に食べられてしまいます。しかし、こころは城の時計の中から鍵を見つけ出し、6人を助け出すことに成功します。
7人は城での記憶を失いますが、現実世界で自分の居場所を見つけていきます。アキはフリースクールの先生になり、こころやウレシノ、マサムネと再会します。リオンは姉の死を受け入れ、ミツキと恋に落ちます。スバルは音楽家になり、ウレシノの父親と知り合います