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ツキノワグマの特徴と生活
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/sizen/kuma/tokuchouh20.html
嗅覚 :遠くのにおいもかぎつけることができる
性格 :基本的には、おとなしい。子連れの親は強気
得意な運動 :木登り、水泳
好きな場所 :エサ場 例:沢沿い、ハチ・アリの巣のあるところ、 ドングリ林等
森の動物にエサを与えないで 1本のソーセージが招いたヒグマの最期
https://withnews.jp/article/f0170810001qq000000000000000W06910101qq000015701A ドングリの豊凶
-コナラ種子生産について-
https://www.forest.rd.pref.gifu.lg.jp/rd/ikurin/9902gr.html
○成り年 (なりどし)
コナラは、山野に自生しています。このためいつでも種子をつけると思われがちですが、実は2~3年周期で、豊作や凶作を繰り返しています(図1)。このうち、豊作の年を特に「成り年」と呼んでいます。では、なぜそのような周期ができるのでしょうか。
一つは、種子を生産することにより樹体内の養分を消費するため、その回復を待つためであるといわれています。しかし、この調査は非常に難しいため、連続的に樹木の栄養状態と種子生産の関係について研究された報告はあまりありません。
https://www.forest.rd.pref.gifu.lg.jp/rd/ikurin/pict/9902grz1.gif ○気象の影響
もう一つの原因は、結実に影響を及ぼす気象条件が年によって異なるためだといわれています。一般的に樹木は、高温で乾燥した夏の翌年に、開花・結実が多くなるといわれています。これは、高温や乾燥が花芽の分化を促すためです。
コナラでは、7月から8月にかけてが翌年の花芽の分化時期に当たっています。このため梅雨時から夏にかけて雨の降らない日が多い年は、花芽の分化が促進され、翌年の開花量が多くなると考えられています。
しかし、花がたくさん咲いても雌しべに花粉が着かなければ受精せず、種子は生産されません。特にコナラは風媒花といって風によって花粉が運ばれ受粉するタイプであるため、雨が降ると花粉の飛散量は少なくなります。このため花の咲く時期に雨が多い年は、種子の結実量はあまり多くならないようです。 ○豊凶の予測
コナラ種子の豊作・凶作の周期には、前述した原因のほか光環境等も複雑に絡まりあって作用しています。このため気象変動等で周期がずれ、凶作が長く続いたり、逆に2年連続して豊作がくることもあります。
過去の気象や種子生産量のデータを統計的に解析してみても、各年の作柄を説明しきれないことも多く、天気予報と同じようにおおよその周期はわかっていても正確な予想はかなり困難です。
このほか、豊作は一定の地域で同時に発生するといわれています。しかし、どの程度の範囲で豊凶が同調するかといったことが不明なため、現在も各地で調査が行われています。
○終わりに
種子の作柄に豊作・凶作の周期がある話は、コナラに限った事ではありません。その他の樹種についても豊凶はありますが、コナラとは周期、豊作を引き起こす条件は異なっています。
秋に限らず、野外に出たときは天気や花の咲き方、実の付き方などにほんの少し注意を払ってみると、意外な変化に気が付くことがあります。 単体ではなく、その山や地域全体で豊作や不作となります。
私は毎年どんぐり拾いをしに山へ行きます。
大凶作の時は例えば山をあちこち歩いてもたくさん自生しているコナラのどんぐりが一個も拾えないこともあります。
大豊作の時は翌年の春に山を歩いてもまだあちこちにどんぐりがたくさん転がってます。
どこの世界にもはみ出し者はいるので、不作でもどんぐりを実らせる木はたまにありますが・・・。
種類が違っても豊作と不作が同調していることもありますし、違う時もあります。
自然度が高い山などでは、豊作と不作ははっきりしていますが、植物園や自然公園など人工的な場所では毎年安定してどんぐりが実ります。
なぜなのか仕組みはよくわかりません。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12159345327 単独ではなく集団で同調して豊作・不作の年が起きる現象は、マスティング(masting)、成り年現象と呼ばれています。
マスティングは、捕食者が食べ切れないほど実らせて種子の生存率を高めたり、受粉の効率を上げるなど、数年に一度、まとまった資源を花と種子に投資することで多くの子孫を残すという利点があると言われています。
同種だけでなく近縁の樹種同士でも同調することがあるそうです。 豊作と不作を繰り返す、堅果類の実なりも一因
10年は全道的に堅果類(ドングリ)が豊作であったことを受けて、実は翌11年にヒグマが出没する土壌はできていた。クマの生態上の特性として冬眠中に出産することから、冬眠前に体脂肪を蓄積するための源である餌、すなわち堅果類の豊凶によって繁殖の成否が決まる。したがって、前年の秋に大量のドングリを食べて体脂肪をたっぷり蓄えることで、繁殖に成功するメスが増え、春先にはいつも以上に親子グマが増えると推測されたわけである。実際、知床半島では、この夏、春先に生まれた子グマを連れた親子のヒグマが目立って観察された。
https://imidas.jp/jijikaitai/l-40-145-12-01-g431 人を恐れない“新世代グマ”を作り出した社会的背景
しかしながら、この秋、札幌市内に多くのヒグマが出没したのは、単に餌不足だけが原因ではないことを多くの専門家が指摘している。ほとんど検討がなされていないので推測の域を出ないが、おそらく次のようなことが起こってきたと考えられる。
一つはヒグマの分布域の拡大である。以前から生息地として機能していたと考えられる定山渓や手稲の山域から、札幌市民が頻繁に訪れる藻岩山や盤渓などに、ヒグマが分布を拡大しつつあった。そのため藤野や西野地区では常時ヒグマが近隣の山にすんでいることになり、市街地に出やすい状況ができていた。その原因として考えられることは生息数の増加であるが、これについては確かなデータが得られてから議論すべき課題であろう。 次に考えられるのは、かつてのように山中で行われていた狩猟が、最近ではほとんど行われなくなり、ヒグマが人間を恐れずに、むしろその存在を気にしなくなったことである。すなわち、世代を経るうちに人を恐れなくなった、いわゆる“新世代グマ”が増えたことに起因する部分もあるだろう。その背景には、ハンターの高齢化と減少という社会的な問題がある。 縄文時代の食べ物
【木の実】
https://www.city.toyama.toyama.jp/etc/maibun/kitadai/j_kouza/kouza-06.htm
クリ、クルミ、トチノミ、ドングリなどの木の実は、今のお米にあたるような主食だったと考えられます。アク(渋み)のあるものは水にさらしてアク抜きをし、粉にしてお粥かゆや、ダンゴにして食べることが多かったようです。
クリは木の実の中でもアク抜きがいらないことから、縄文人が多く利用していたようです。縄文時代前期頃(今から約6000年前)には実の大きい木をよりすぐって村の近くに植え、簡単な世話をしていました。このことは遺跡から見つかったクリの科学的な分析で明らかになっています。縄文時代中期(今から約5000から4500年前)の遺跡の数が非常に多いのは、気候が温暖でクリが豊富に採集でき、安定した生活を送ることができたからではないかと言われています。 しかし、中期の終わり頃から気温が低く、また雨が多くなり、クリの栽培には向かなくなったようで、遺跡の数も減り始めます。縄文時代後期頃(今から約4000年前)には湿ったところを好むトチノミが盛んに利用されるようになりました。また、トチノミだけでなくいろいろな食物を利用することで不作の時に備えたようです。地面に大きな穴を掘り、ドングリなどを大量に保存した貯蔵穴が増えるのもこの頃です。 どんぐりの基礎知識
https://ameblo.jp/py8-e5c3/entry-12309838841.html
【豊作と凶作】
どんぐりは年ごとに、豊作と凶作を不規則に繰り返す。豊凶の起こりやすさは、種類によっても異なる。特にブナは豊凶が激しく、2~3年に一度並作、5~6年に一度大豊作になるが、それ以外の年は殆ど健全種子(発芽能力のある種子)を結ばない。イヌブナはブナよりも豊凶を徹底しており、東京都高尾山では4~7年おきに開花している(後述するように、開花しても必ずしも豊作になるとは限らない)。シラカシ・アラカシなどは凶作が殆どなく、毎年沢山結実する。 凶作年には堅果量そのものが少ない年と、シイナ・虫害種子・未熟果が殆どの年がある。また、豊凶は個体別に起こるパターンと、一定の地域で同調するパターンがある。豊凶の理由には、以下の①~③のような説がある。
①種子を生産することにより樹体内の養分を消費し、その回復を待つため。
②結実に影響を及ぼす気象条件が年によって異なるため。風媒花の場合、開花時期に雨が多い年は花粉の飛散量が少なくなり、堅果生産量が減る。
③捕食者の個体数を調整し、種子の生存率を上げるため。 ニュースで見るけど、最近どうしてクマは人間のいるそばに出てくるの?
2004年は、ツキノワグマとヒトの遭遇事故が、頻発した年でした。噛みつかれたり、引っかかれたりするケガの事故だけでなく、死亡事故も起きてしまいました。2004年の6月~11月初旬までに日本全国でクマによる人身事故は100件以上。目撃情報も前年に比べて増加しました。そして、2004年の1年間だけで、約2,200頭のツキノワグマが有害獣として捕獲され、そのほとんどが殺されました。その後の2006年もまたツキノワグマとヒトとの遭遇事故が100件以上起き、約4,800頭以上が有害獣として捕獲され、その約9割は殺されました。
https://www.trafficj.org/kuma/kuma_mondai.htm 豊作年と凶作年のドングリ生産量は1000倍も違う
ブナ科の多くの樹種は年ごとに激しくドングリの生産量を変動させるうえ、近隣地域の個体間で豊作・凶作が同調する "masting(成り年)"という現象を示す。このため変動の大きい樹種では、豊作年と凶作年のドングリ生産量は1000倍も違う。豊作シーズンの直後には、ドングリを食べて栄養状態のよくなった齧歯類の親から、たくさんの子が生まれる。ところが、翌シーズンのドングリはほぼ確実に凶作となるので、生まれたネズミの子たちはすべからく路頭に迷い、他の餌を得られなければ餓死する。そのため、ブナ科堅果とネズミの個体数の変動は、きっちり半年遅れの高い同調性を示す。 動物はブナ科との「悪魔の契約」に取り込まれている
ブナ科樹木にとって、ドングリの捕食者が死ぬことは織り込みずみだ。植物の親には、散布した種子を守るために使える手段は限られている。その限られた手段の一つが「捕食者が少ない時に大量の種子を一度に作り、食べ残される確率を高める」というものだ(捕食者飽和)。成り年現象のおかげで、豊作翌年に増えた子ネズミは餌不足で死ぬ。こうして捕食者が減った後で次の豊作を迎えれば、種子が食べ残される確率は高まる。ブナ科はそうやって種子の捕食を回避しながら、何万年も栄えてきたと考えられている。親が身を削ってお弁当を作る価値は十分にある。それどころか、動物の方がブナ科との「悪魔の契約」に取り込まれてしまっているともいえる。 ドングリは単なる森の恵みではなく、生態系や私たちの生活を、騒がせる存在
ドングリをめぐる自然界の騒乱は、多くの付帯する自然現象を引き起こす。クマのように世代時間の長い動物は、ドングリ凶作年には死ぬかわりに、行動範囲を拡大して別の餌を探そうとする。ここで「別の餌」となった植物の種子は、クマのお腹に入ってから長距離を移動し、これが新天地を探す絶好の機会となる。一方で、ドングリ凶作年にはクマが人の生活圏へも出てきやすく、しばしば人との摩擦の種となる。シカやイノシシ、サルなどの動物も、ドングリ凶作年に餌を求めて人里へ出没しやすい。また、ドングリをめぐるネズミの数の変動は、ネズミを餌とするヘビや中型動物に影響する一方、ネズミを吸血するマダニの数を変動させ、マダニが媒介するさまざまな病気の流行にも影響する。このように、ドングリは単なる森の恵みではなく、生態系や私たち人間の生活を、良くも悪くも騒がせる存在なのである。 ドングリの実をつける木 は どんぐり と これを食べる動物たち の せめぎ合い が面白い。クヌギ 、ナラ 、ブナ などの木は5年から7年に1度の 大なり年 といって、大量の実を落とす年 がある。それもすべての木が一斉に1本のクヌギが1万個の実を落下させることもある。どんぐりが好物 の クマ 、リス 、野ネズミ といった動物たちはこの 御馳走 に群がる。野ネズミ なんかの 小動物 は食べきれないドングリを 巣に持ち込んで保存する習性 があります。硬い殻 に守られた ドングリは保存に向いている からです。必要以上に 巣に持ち込まれたドングリ には、必ず食べ残し がでて そこで ドングリに 子孫繁栄のチャンス が訪れることになります。
https://hakutan.net/2017/09/24/%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%90%E3%82%8A%E3%81%AE%E6%88%A6%E7%95%A5/ ドングリは 発芽する為 に地中に潜らねばならなりませんが、自分で地中に潜る力を持ち合わせてはいませので、そこで 小動物 が利用されます。地中 に残されたドングリのいくつかは、めでたく発芽 をすることができます。それは 種の繁栄 が取り敢えず 成功 したことを意味するのです。子孫が 無事発芽 したことを知ると、その翌年には 極端 にドングリの 供給量 が縮小されたりします。小動物がそのまま 爆発的 に増え続けては 種の繁栄 にとって 危険 だからです。こうして 森の小動物 はドングリによってその 生息数 が コントロール され、森の秩序 が護られているのです。実に 見事な仕組み 、どんぐりの 子孫繁栄戦略 なのです。
どんぐりの戦略 てすごいですね。 豊作の年 に 腹一杯 になった動物たちも 繁殖 するけど、翌年 はぴたっと 供給 が止まり 餓死 するものが 続出 したりする。自然界は面白く 、騙し騙しあい 。専門家 によれば、毎年 平均的 に落としていては全部食べられてしまう からという ドングリの木の知恵 だともいえる。芽の成長 が思わしくないと見ると、2年後にもう一度、大なり年を設けることさえあるという。
どんぐりの戦略 はすごい。 動物たちが、ドングリの木の戦略 により手玉に取られているようだが、大きな熊 とてその例外ではなく、恐らく豊作の年に増えたクマが 凶作 になって腹をすかした、それが人里近くに出没し、人の被害が多くなっている原因のひとつでもあろう。
ドングリは 非常に栄養価が高く 、ネズミやリス等の小動物から、熊や猪等の大型獣までが命の糧としています。この素晴らしい 森の恵み をもたらす木々は、森に生きる動物 (特に小動物)の 命を巧み にコントロールしていることが最近の研究結果から判ってきました。種子散布器官 を持たないドングリは、主に 重力散布 のみに頼ってきたものと思われてきました。つまり、樹から落ちて転がることで散布を図っているのだと解釈されていた訳です。ところが、自らを 小動物の餌 とすることが実は種子散布として機能していたのです。
生き物 は全て己の子孫を残すことに必死です。落としたドングリを全部食べられては 子孫繁栄 は絶望になります。そこで彼らは動物の生息数をコントロールしながら 繁栄を試みる術 を身に付けたのです。 サクラは実は秋咲きだった!?
サクラは春に咲く。それは昔から変わらない風景のように思われています。 しかし「サクラは本来、秋に咲いていた」。「それがある理由によって、 春に咲くようになっていた」と考えられます。
サクラを巡るふしぎな物語を、ご案内します。
https://www.nodai.ac.jp/web_journal/adventure/vol5.html 狂い咲きでも秋に咲く
台風の影響などで葉が散ってしまうと、そこで冬を迎えたと勘違いしてしまうのか、その後花を咲かせることがあります。これを「狂い咲き」と呼んでいます。狂い咲きにより、本来、春にしか咲かないはずのソメイヨシノが秋に咲くこともあります。
桜はもともと秋に咲く花だった?
「1、桜の原産地は、なんとヒマラヤ!」の項目で触れたように、原産地ヒマラヤには「ヒマラヤザクラ」と呼ばれる桜があります。ヒマラヤザクラが咲くのは秋~冬です。
ヒマラヤザクラと日本の秋咲きの桜には共通点が多いことに着目して、遺伝特性などを調べた結果、東京農大では桜はもともと秋に咲く花で、ヒマラヤから日本にたどり着いた桜が環境変化に対応するために春咲きに変わったのではないか? という仮説を立てています。
つまり十月桜などが秋に咲くのは「先祖返り」ではないか? と、いうのです。
https://ivy-rose-love.com/sakuratrivia12/ 秋のことわざ
秋のことわざには様々なものがありますが、天気に関するものも多いです。代表的なものとして、「女心と秋の空」「男心と秋の空」ということわざがあります。私たちの感情や恋心が移りやすいことを、秋の空に例えたことわざです。秋は移動性高気圧と温帯低気圧が周期的に日本を通過します。秋晴れの日があったかと思うと数日後には雨になってしまう、そんな変わりやすい天気で「女心」「男心」を表現しています。
https://sora.5ch.net/test/read.cgi/livetbs/1697792333/2-12 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています