犬頭光太郎(上川隆也)が姿を消してから1カ月が経ったある日、大島家の近くで年配の女性がバイクにひかれそうになるところを目撃した若宮恵美子(内田理央)。
すんでのところで助かったその女性を見て、驚く大島雅弘(宮世琉弥)。
彼女は、3年ほど前まで雅弘のお世話をしてくれていた元家政婦の薦田恵美子・通称『えみちゃん』(浅野ゆう子)だったのだ。
えみちゃんは自分の命がもうわずかと考え、雅弘を一目見ようと大島家を訪れていた。
その理由は、えみちゃんの住んでいるサービス付き高齢者向け住宅“アストラ"の中にある『終の部屋』が原因だった。
話を聞くと、203号室の住人が亡くなり、次に303号室、そして403号室と、次々に死者を出しているという。死因はすべて心不全。
『天女の呪い』のせいで〇〇3号室の住人が亡くなっていると恐れるえみちゃんは、いよいよ次に、
自分の住む503号室にお迎えが来るはずだとつぶやくのだった。恵美子と雅弘は、えみちゃんを救うため、2人で協力して調査をすることに。
アストラに訪れた恵美子と雅弘を迎えるえみちゃん。スタッフの津島誠(渋谷謙人)と西茉由香(星乃夢奈)の話を皆で聞いていると、奥からある人物が現れて…。