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心タンポナーゼ

心タンポナーデとは、何らかの原因で心のう液が大量に、あるいは急速に増加して貯留してしまったために、
心のう内圧が上昇し、心臓が十分に拡張することができない状態、言い換えれば心臓が周囲の液体(心のう液)で
押さえ込まれたような状態を指します。
その結果、心臓はポンプとして機能できなくなり、急速にショック状態(血圧が低下するために循環不全や
意識障害を引き起こすこと)となる、緊急を要する疾患です。進行すると急速に死に至ります。