2002年2月、「いつまでもデフレではない」(藤田田会長)との判断から2年間続けてきた平日半額セールを打ち切り、ハンバーガーを65円から80円に「値上げ」した。しかしその途端、客数、売上高(いずれも既存店ベース)ともに前年比2割近く減った。

8月に59円へ再値下げ。客数の下落には歯止めがかかったが、今度は値下げが客単価を直撃し、8月以降、毎月の売上高(同)は、前年比4~11%減が続いている。

2003年1月9日付の朝日新聞朝刊(東京本社版)