>>689
なんと、生んだばかりの子どもを自ら殺し、それを王氏の仕業に見せかけたのだ。
王氏には子どもがおらず、則天武后を妬んだ上での犯行だと思わせたのである。
さらに、皇帝の寝台の下に呪いの人形を隠し、王氏が妖術を使って皇帝を殺そうとしているという噂を流した。
ついに捕らえられた王氏を退け、則天武后は31歳で正室の座に就いた。
彼女は政敵には容赦なく、その後も対立する側室たちを残虐な方法で死にいたらしめたのである。