9月21日(土) 04:50〜05:20

1966年、静岡県の旧清水市で一家4人が殺害されたいわゆる“袴田事件"で、死刑が確定した袴田巖さん(88)は、58年間無実を叫び続けている。
2014年に釈放され、今は浜松市で姉のひで子さん(91)とともに暮らしている。袴田事件の再審公判は9月26日に判決を迎える。
だが、袴田さんは長期間にわたる拘束と、「死刑への恐怖」から精神を患い、現実と妄想の世界を行ったり来たりしている。
事件発生から58年。なぜ、これほど時間がかかるのか。そこには「再審」に関する法律の未整備という欠陥があった。判決を前にひで子さんは何を思うのか。
袴田さんが獄中から家族らへ宛てた手紙とともに、事件の全容に迫る。

静岡朝日テレビ