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吊り掛け駆動方式(つりかけくどうほうしき、釣り掛け駆動方式とも称す)は、電車・電気機関車などの電気車において、モーターから輪軸に動力を伝達する(モーターを台車に装架する)方式の一種。

釣掛式[1]、吊りかけ式[2]、つりかけ式支持装置[3]などとも表記する。日本産業規格(JIS)による英語表記は「nose suspension drive」とされる[3]。

日本では、電車の駆動方式としてはカルダン駆動方式に取って代わられ、現存例は多くない。手法としては単純で、既に古典的な方式であるものの、電車であってもナローゲージや路面電車の大半にはまだ多くで採用されており、また大型の主電動機を装備する電気機関車や電気式ディーゼル機関車の駆動方式としては21世紀現在でも広く使われている[2]。