急性硬膜下血腫はこんな病気
頭蓋骨の下にある硬膜(脳と脊髄を覆う膜の一つ)と脳の間に出血が起こり、そこに出血した血液が急速にたまることで、脳を強く圧迫する状態です。あらゆる年齢層に起こりえますが、高齢者に多いのが特徴です。

ほとんどが頭部外傷によるものです。外傷により脳が傷ついて脳挫傷となり、そこからの出血により引き起こされます。また、脳の損傷が強くなくても頭部に大きな力がかかって脳の表面の血管が傷つき出血することで、急性硬膜下血腫をきたすものもあります。

https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/acute_subdural_hematoma/