8月19日(土) 04:50~05:20

原爆投下後の広島を舞台にした漫画「はだしのゲン」。
被爆者・中沢啓治さん(1939-2012)の自叙伝ともいえる漫画です。
1973年6月に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まり、今年で50年。
この節目の年に、広島市内の学校で使われている「平和ノート」から「はだしのゲン」の記述が消えたことが、全国でも大きなニュースとなりました。

「ゲン」は、連載当初から生々しい原爆の惨劇を伝える表現が議論を呼んだといいます。
また過去には「教育現場での閲覧制限」が明らかとなったこともありました。
時に議論の対象となりながら、「ゲン」はどのように読み継がれてきたのか。50年目の現在地を、子どもたち、教育現場、今も啓治さんの思いを心に抱く妻・ミサヨさんへの取材から探ります。

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