0001名無しさんにズームイン!2022/09/03(土) 08:18:24.10ID:NnsVMqsl0
0492名無しさんにズームイン!2022/09/03(土) 09:25:06.09ID:/IOXhhkXr
0497名無しさんにズームイン!2022/09/03(土) 09:26:49.74ID:MhjuyVXm0
>2日埼玉県で発生した巨大な積乱雲に比べると、構造は大きく異なっていました。このように、台風接近時には広範囲で竜巻発生の可能性が高まりますが、竜巻を生む台風と生まない台風の違いはよく分かっていません。
アメリカにおけるトルネードとは違い、日本のたつ巻の勢力は弱いので、被害は多くはありません。
死者数はアメリカで年平均100人近くにもなるのに対し、日本では年平均0.5人程度です。
竜巻の被害では建物損壊数に比較して死者数が少ないという特徴があります。
建物は倒されるのではなくて屋根や2階が吹き上げられて飛散するためか、死者はあまり生じません.茨城における大きな局地突風災害には、1962年の東村における竜巻、1969年の猿島における竜巻、1990年の下館におけるダウンバーストがあります(図29)。
猿島竜巻は栃木県に入って消滅したあとすぐに再発生し、宇都宮南方まで50kmという、平均的竜巻の10倍ほどの長距離を進行しました。
竜巻による被害域の幅は平均100mほどと狭いのに対し、ダウンバーストは広い範囲に及びます。
下館の被害域の最大幅は3kmに達しました。
関東地方で発生した最も強い竜巻は、1990年の千葉県茂原におけるもので、猿島竜巻などより1ランク上(F3)の「猛烈な竜巻」に分類される規模でした(図28)。
F3のスケールの竜巻は、列車を転覆させ樹をねじ切り引き抜く力があります。
竜巻は、上空が非常に低温で重くて上下の対流が生じやすいという不安定成層の大気があり、それをゆっくりと水平方向に回転させる力が作用する、という2つの条件が組み合わさると発生します。
風が上空に行くにつれ強くなり、またその風向が変わっていくという状態にあると、大気の回転が起きます。
竜巻が発生した時の気象状況で多いのは、低気圧・前線の通過時および台風接近時です(図30)。
前線は冷たい大気と暖かい大気の境界で、気温および風向の急変を伴っているので、回転力を生み出します。
台風接近時には、その進行前方の右側で竜巻の発生が多くみられます。
北海道・網走の南方、佐呂間における2006年竜巻では、竜巻内部の低い気圧による吸い上げの力に弱いプレハブの仮設事務所の2階に多数の人が集まっていたという悪い条件が重なっていたので、死者9名という大きな人的被害が生じました。
突風の一種で、規模が小さく寿命が短い割に、猛烈な風を伴うのが特徴。地上で強い竜巻が発生すると、暴風によって森林や建物などに甚大な被害をもたらすことがあり、災害をもたらす典型的な気象現象の一つとされている。 竜巻の水平規模は平均で直径数十メートル、大規模なものでは直径数百メートルから千メートル以上に及ぶ。その中心部では猛烈な風が吹き、ときには鉄筋コンクリートや鉄骨の建物をも一瞬で崩壊させ、人間を含む動物や植物、大型の自動車なども空中に巻き上げてしまうことがある。1ヶ所に停滞するものもあるが、多くは積乱雲と共に移動する。その移動速度は様々で、まれに100キロメートル毎時を超えることもある。
竜巻は、台風・熱帯低気圧や温帯低気圧に比べてはるかに局地的であるため、気象観測施設上を通過することが希であり、中心の気圧を実測した例はほとんどない。わずかな観測例から、中規模のもので950ヘクトパスカル程度と考えられる。なお、F4規模のトルネードでは、2003年、アメリカ・サウスダコタ州において850ヘクトパスカルの観測報告がある(右図参照)[1]。
竜巻による被害の特徴は?
・短時間で狭い範囲に集中して甚大な被害をもたらします
被害は数分~数十分で長さ数km~数十km・幅数十~数百mの狭い範囲に集中します
・移動スピードが非常に速い場合があります
自動車以上の移動スピードになる場合があります
・建物が倒れたり、車がひっくり返ることがあります
強い竜巻に襲われると、強い風によって建物が倒壊したり、車が転倒することがあります
・様々なものが竜巻に巻き上げられたり、猛スピードで飛んできます
人や様々なものが飛ばされるだけでなく、巻き上げられたものが猛スピードで飛んでくることも竜巻の恐ろしさです
・建物の中でも、飛んできたものが窓ガラスを割ったり、壁に刺さったりするので注意が必要です
軽い木材であっても竜巻により猛スピードで飛来すると、簡単に住宅の壁に刺さったり突き破ったりします
また、上記の基準は、あくまで設計時のものですから、その基準どおり建築しても、建築後の経年変化等により、鉄が腐食するなどして強度を失い、ある程度の強風で倒壊する危険のある状態になることもあります。この場合も、保存上の瑕疵があることになります。
都市水害を理解するためには、2つの視点が必要となる。1つは洪水という自然現象、もう1つは水害という社会現象についてである。都市水害と称されるからには、洪水にどのような変化が認められるのか、そして水害の内容がどんな変貌を見せているのか、ということになる。洪水でいえば、量より質、つまり洪水の期間に流れる全量の変化より、ピーク時の流量だけが極端に大きくなってくることである。水害ということでいえば、従来は水害にならなかった洪水氾濫でも水害になってしまうということである。 都市が造られると、それに伴って道路が整備され、その道路には側溝が造られる。当然、住宅には雨どいが作られ、できるだけ早く川に雨水を流そうとするようになる。そのため降る雨の量が昔と変わらなくても、降った雨が川に到達する時間は飛躍的に短縮されることになる。
また、水田であれば洪水になっても水害とは呼ばれなかったが、家が建てば水害になってしまう。かつては雨が降ると、雨水は田んぼなら約24時間、蓮の生えるような池なら約48時間位の間遊んでいた。しかし、今ではそのような所にも住宅を建てるようになり、そして少しでも雨水が溜まると、住民は「被害が出る」と騒ぐようになった。要は住民にとって、周囲に雨水が少しでも滞留することは許されないことなのだ。今まで許容してきたことが被害になってしまう、その住民意識が都市水害発生の根っこのところにあるといえる。さらに近年では、単に田んぼを潰して住宅を建てるから都市水害が発生する、というシンプルな図式だけではない。田んぼを潰して住宅を建てる時は、水に浸かりたくないから盛土をする。皆が盛土をするから、雨が降ると風呂にたくさんの人が入った時のように水位が上がるというようなことも起こり、盛土をするのを敵視する所さえ出ている。
0527名無しさんにズームイン!2022/09/03(土) 18:02:35.11ID:qZGvLFiW0
死神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
本書の校了寸前になって、IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の執筆者に査読してもらおうということになりました。すると、IPCCの執筆者の見解と異なる主張は原稿から削除され、私が書いた「温暖化の半分は自然変動で説明できる」という内容の原稿は、ほとんどが削除されました。書名も当初、執筆メンバーで考えていた案から大きく変わりました。
この頃から、日本では「温暖化は人為的なCO₂排出が主因であることは明白。もう決着した」という見方が支配的になり、異論をはさまないことが「大人の対応」といわれるようになりました。