新・必殺仕置人~第2話(77年1月28日放送)
「情愛(なさけ)無用」
(監督・工藤栄一 脚本・村尾昭)
道玄 - 山本麟一 吉五郎 - 井関一
おつゆ - 関根世津子 同心吉村 - 柳川清
河内屋 - 永田光男 源次 - 暁新太郎
権八 - 新郷隆

目明きでありながら検校となり、その地位を利用し高利金貸しをする道玄は、証文等を私利私欲為に悪用し、金を返せなくさせた大店を騙し取ったり、女房や娘は女郎屋へ売り飛ばしていた。
道玄の命が寅の会の競りに掛けられる。しかし、道玄は巳代松の実の兄だった…。

※巳代松の過去話編。しかし、これが内容が濃く、鉄とのグループ結成のいきさつも語られる。脚本をみると村尾昭。納得!

※(ネタバレになりますが…)
巳代松の殺しのシーンには別テイクが存在し、LDの特典映像で確認することができる。『兄貴、死んでもらうぜ!』の台詞入りのバージョンだ。
この回の巳代松の殺しのシーンは今シリーズ全編通しても傑作シーンといえるひとつ。(多分、放送される)無言で行うバージョンとどちらが余韻を残すか、思いを巡らせてみるのも一興か…。
(2359-631 2560-519)