必殺必中仕事屋稼業~第20話(1975年5月16日放送)
「負けて勝負」
(監督・松本明 脚本・田上雄)
伊三郎 - 津川雅彦 但馬屋 - 小坂一也
お照 - 二宮さよ子 道庵 - 入江慎也
酒蔵の男 - 大迫英喜

薬種問屋の女主人お照の招きでポーカーの勝負に加わった嶋屋のおせいは百五十両負けた。お照の知り合いで遊び人風の人形師・伊三郎の一人勝ちである。
おせいの身代りに半兵衛が再度挑戦したが完敗。イカサマ臭いがどうしても証拠がつかめない。
そんな時、ひょんな事から伊三郎とお春が出会い、お春は伊三郎に心ときめいてしまう。

※必殺シリーズ初期でお馴染みの『松本明&津川雅彦コンビ』回。今回もファンの期待を裏切らない回となっている。
おせいが第13話につづきキャラ崩壊しているのだが、ギャンブルはどんな人をも狂わせるのだろうか?
そんななか、半兵衛と伊三郎の夜明けに茶漬けをすするシーンは、粋で飯テロな印象に残るシーンとなっている。
脚本の田上雄は、これが必殺シリーズ初参加。実際、担当本数はあまりないものの、シリーズの終焉まで支えた1人で印象に残る回が多い。
それにしても、江戸時代にとっくりセーター着てたヤツなんておるんかいな?!