必殺必中仕事屋稼業~第14話(1975年4月4日放送)
「招かれて勝負」
(監督・工藤栄一 脚本・猪又憲吾)
板倉屋藤兵衛 - 岡田英次 おこま - 新藤恵美
芳造 - 亀石征一郎 三次郎 - 頭師孝雄
上総屋久右衛門 - 沢村宗之助 おつね - 荒木雅子
佐吉 - 西田良 浜田屋 - 田中弘史
喜兵衛 - 玉生司朗

回船問屋・浜田屋喜助は、借金のカタだと札差の板倉屋藤兵衛に蔵の中の荷を持ち去られ倒産した。
藤兵衛はこんな悪どいやり口で多くの店をつぶし、私腹をこやしていた。
自殺した喜助の老母つねは嶋屋のおせいに息子の恨みを晴らしてほしいと頼んできた。

※前回の話と地続きとなっている。ただ、ストーリー的には、前回との繋がりはそんなにない。

※本作の本放送当時、必殺シリーズを制作する
朝日放送(ABC)はTBSテレビ系
毎日放送(MBS)はNETテレビ(現・テレビ朝日)系
であった。
新聞資本から見た場合、朝日放送とNETテレビは朝日新聞社が、毎日放送とTBSテレビは毎日新聞社が出資していた為、系列と資本が異なり、「腸捻転」と呼ばれた。
この解消(ネットチェンジ)が番組の放映中に行われ、大きな影響を受けることとなる。
前回はネットチェンジ前最後、今回はネットチェンジ後最初の放送となっている。