暗闇仕留人～第19話(1974年11月2日放送)
「乗せられて候」
(監督・松本明　脚本・久札秀夫、安倍徹郎)
新島欣吾 - 蜷川幸雄　新島八重 - 三浦真弓
三州屋隆右衛門 - 多々良純　六蔵 - 市原清彦
高梨 - 五味龍太郎　大門弥三郎 - 田畑猛雄
芸者 - 山口朱美

貢はかつて共に蘭学を学んだ新島欣吾と久しぶりに出会った。
貧しい身なりの欣吾はオランダへ渡るルートをつかんだが費用の五十両がないという。
いまも蘭学への情熱を燃やす欣吾に誘われ、貢の心も動いた。
貢のオランダ密航の費用を稼ぐため、主水はかねて探索中の回船問屋の三洲屋隆右衛門をゆすろうとする。しかし相手は先手をうって主水を連れ去った。

※シリーズも佳境を迎えつつあり、貢が大きな決断を下す。

※多々良純のクセのあるキャラは今回も健在。しかも、監督は松本明。
また、のちに日本を代表する舞台演出家として名を馳せる蜷川幸雄が必殺シリーズ唯一の出演回。その演技にも注目したいw