暗闇仕留人~第18話(1974年10月26日放送)
「世のためにて候」
(監督・倉田準二 脚本・播磨幸治)
和泉屋僭兵衛 - 成瀬昌彦 弥七 - 上野山功一
政吉 - 平井昌一 おゆき - 近江佳世
与之吉 - 伊吹新吾 小西屋徳三 - 中村錦司
道玄 - 有川正治 牢役人 - 和田文雄

江戸で評判の瓦版「よろずひょうばん」の版元・聖古堂の儀兵衛は、庶民の信用を利用して人の弱味につけこんで悪どいゆすりを働いていた。
番頭の弥七を手先に使い、いいなりにならないと瓦版で中傷や暴露記事を書いて報復するのだ。
勘当した息子が殺人を犯し、その母親である小間物屋の隠居おせきが脅された。
その結果、店はつぶれおせきは死んだが、儀兵衛一味は残された若夫婦おゆきと政吉にも魔の手をのばすのだった。