暗闇仕留人~第6話(1974年8月3日放送)
「狙われて候」
(監督・田中徳三 脚本・下飯坂菊馬)
奉行・黒尾 - 宮部昭夫 不動丸 - 小島三児
おはな - 三戸部スエ おちか - 上月左知子
佐兵衛 - 藤尾純 同心・池田 - 川浪公次郎
同心 - 成瀬正孝

油問屋・堺屋惣兵衛の変死に疑いを抱いた中村主水は、後妻おちかの身辺を洗う。
おちかは先妻おふさを殺して堺屋に入り込んだが、これは油漆奉行・黒尾と結託して堺屋の財産を乗っ取るためだった。
一方、大吉は墓を頼みにきたおちかに見覚えがあった。六年前、おふさ殺しを依頼に来た女だった。

※脚本の下飯坂菊馬は仕留人4本、仕事屋2本を手掛けており、今回が初登板。
大学の同窓生の脚本家・山内久(必殺のプロデューサーとは別人、ちなみにこの人の兄は俳優の山内明)の勧めで大映シナリオ作家養成所に入所し、脚本家への道を歩み始める。
同所の同期には、必殺シリーズでもお馴染みの野上龍雄、安倍徹郎らがいる。