『KO世紀ビースト三獣士』(こうせいきビーストさんじゅうし)は、あかほりさとる・ねぎしひろしが手がけたOVA作品。
未来の地球を舞台に、半獣半人のミュータント「ビースト」の冒険を描いたコミカルロボットアニメ。

元々は『ラムネ&40』(以下前作)の後番組用企画だったが、前作の玩具売上不振によりTVアニメ化の目処が立たずOVAに転換。当初はねぎし・伊東・中原の3名によって企画されたもので、あかほりはOVA化が決まってから合流した。そのため美少女キャラの登場やロボットアクション、パロディ描写など前作との共通点も多い。

第1期OVAは元々、某アダルトアニメビデオ作品の企画の一本でもあったらしく、実際に初期脚本の段階においては、ワン・ダバダ、バド・ミントとメイ・マーによる濡れ場のシーンが存在していた。

伊東岳彦『宇宙英雄物語』の単行本内に「没になってしまった企画のキャラクター」としてビースト三獣士のラフスケッチが掲載されたところ、読者からの作品化の要望が高まってOVAになった経緯がある。