必殺仕置人~第12話(1973年7月7日放送)
「女ひとりの地獄旅」
(監督・工藤栄一 脚本・松田司)
李麗花 - 佐野厚子 畠山藩藩主・畠山弾正少弼- 前田吟
畠山藩江戸詰家老・佐々木大膳 - 長谷川弘 東山勘三 - 五味龍太郎
由里源八 - 井上茂 親衛隊士 - 宮川龍児
親衛隊士 - 三木昭八郎 親衛隊士 - 三村伸也
松平藩・家老- 西山辰夫 松平藩士 - 芦田鉄雄

半次が好きになったおしの夜鷹が畠山藩士に傷を負わされた。
 娘は、実は清国から畠山領に漂着した李一族の李麗花であった。
陶工の一族は美しい畠山焼を作って、藩に繁栄をもたらした。だが、藩主の弾正は焼くだけ焼かせ、公儀にとがめられそうになるや一族を皆殺しにした。
一人生き残った麗花は、江戸へ落ちのび、おしのふりをして身を売っていたのだ。