予告

始めから感じていた、心のどこかで。
強い憎しみの裏にある渇きを。
激しい闘志の底に潜む悲しみを。
似た者同士。
自分が自分であるために、捨ててきたものの数を数える。
声にならない声が聞こえてくる。

次回「仲間」。
一足先に自由になった兵士のために。