必殺橋掛人~第1話(85年8月2日放送)
「江戸絵図の謎を探ります」
(監督・工藤栄一 脚本・吉田剛、野上龍雄、保利吉紀)
尾上 - 本阿弥周子 奈良屋甚内 - 八名信夫
寅 - 下元年世 六 - 諸木淳郎
染奴 - 稲葉浩子 丁山 - 吉田哲子
西瓜売り - 平井靖 殺し屋 - 橋本和

ある晩、墓守の多助が何者かに殺される事件が発生。
多助は死の直前、実の娘である尼僧・春光尼に小さな仏像を預けていたが、その中には十三箇所に赤い丸が印された江戸の地図が隠されていた…。
実は多助は、金で恨みを晴らす裏稼業・橋掛人の元締だったのだ。

※『原点回帰』をふまえ制作された今シリーズ。
仕事人Ⅳ(そこでも一本しか書いてない)以来の野上龍雄、新仕事人以来の工藤栄一を呼び、並々ならぬ意気込みをみせている。
その背景には、『必殺! ブラウン館の怪物たち』の興行成績が振るわなかったことがおおきく、仕事人シリーズで定着したバラエティ路線を考え直す岐路となった。